タイ・パタヤにあるサイアムCCオールドコース
タイ・パタヤにあるサイアムCCオールドコースで明日から開幕する「ホンダLPGAタイランド」に出場する宮里藍が、この日プロアマ戦に参加。推薦を出してくれたスポンサーの方々との和気あいあいとしたラウンドでは、終始笑いが絶えなかった。
同じINスタートとなる今年もカギは立ち上がり。「10番、11番はストロングホール。6時45分スタートなのでしっかり身体を仕上げていかないと、かなり長いホールなので厳しくなる」と警戒した。INには15番から17番まで続く「ベア・トラップ」と呼ばれる難関も控えているだけに、初日のフロント9がまずは重要なポイントとなりそうだ。ゴルフアウトレット
過去の反省を踏まえ、今年のポイントに挙げるのは序盤2ホールの入り方だ。「カギになる」というスタートホールは、コース中で唯一となる500yd超えのパー4。11番では昨年、右ラフからの2打目を2発連続でグリーン前面に広がる池に打ち込んだ。
近年、米国選抜の戦況は深刻だ。1995年からの10試合で2勝8敗と大きく負け越しており、最後の勝利は08年にまでさかのぼる。14年の前回大会も5ポイント差をつけられる屈辱的な大敗。キャプテンを務めたトム・ワトソンとメンバーとの不和も表沙汰になるなど、結果以上に後味の悪さを残した。ゼクシオ7アイアン
チームの立て直しを図るため、12人の出場選手の選考方法も変更された。3枠だったキャプテン推薦を4枠に拡大。その発表日も明確化され、フェデックスカップのプレーオフ第3戦「BMW選手権」終了後に3人、最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」終了後に最後の1人を選出する。
「すごくありがたい。良いコース、上位選手しか出られない大会で、自分の状態を試すチャンスを貰えたのは大きい。これから3週間オフになるのと、この試合を踏まえてアメリカに戻るのは大きく違う」。昨季はトップ10に一度も入れないまま賞金ランク86位に終わり、今季は賞金シードによる参戦ではない。出場の喜びをかみしめていた。